米澤穂信「いまさら翼といわれても」を読んだ感想

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いまさら翼といわれても

単行本入手

米澤穂信は購入検討作家で古典部はすべて買っているので購入。久しぶりの古典部(゚∀゚)

何か古典部解説本も出てた。う~ん、ほしいようなそうでもないような。買うかは保留かな。

確かフルーツパフェとかの新刊もそろそろ出るんじゃないかな。楽しみ。違うか小市民シリーズですね(汗)

しかも新刊はまだですね。。。

雑誌に新しい話が載るようなので、来年か再来年には新刊として出るかな。というか小市民シリーズって書き下ろしのイメージだけど、違ったかな。

感想

全部で6篇の短編集。

箱の中の欠落
選挙での不正の話。

鏡には映らない
中学時代の卒業制作に関する話。

連峰は晴れているか
中学の時の先生の話。

わたしたちの伝説の一冊
漫画研究会のいざこざ。

長い休日
奉太郎の「やらなくてもいいことなら、やらない。やらなければいけないことなら手短に」と考えるようになったきっかけ。

いまさら翼といわれても
千反田の将来。

一言であらすじを書くと面白そうに感じませんね(汗)

古典部が好きなら楽しめることは間違いないです(・∀・)

ただ、過去の作品がけっこう前なので、つながりを忘れていて、楽しめきれていないかもなので過去作品を読みたくなります。。。

奉太郎の中学の話ってのは過去作でちょろっと会話で出てきたことがあったっけとか漫画研究会で何か揉めてたのってどんなんだっけとか千反田の家業って何だったっけとか細かいところを忘れているので、シリーズ全部読んでいるはずなのに初めて読む人と変わらないかも。。。

今回の作品は過去作品の補完とこれからの流れを作る話って感じかな。次回作も楽しみです。

あらすじ

神山市が主催する合唱祭の本番前、ソロパートを任されている千反田えるが行方不明になってしまった。夏休み前のえるの様子、伊原摩耶花と福部里志の調査と証言、課題曲、ある人物がついた嘘―折木奉太郎が導き出し、ひとりで向かったえるの居場所は。そして、彼女の真意とは?(表題作)。奉太郎、える、里志、摩耶花―“古典部”4人の過去と未来が明らかになる、瑞々しくもビターな全6篇!

読んだ方にだけ伝わる戯言

鏡には映らない
卒業制作って何だっけ。。。確か作ってはいないはず。花壇とかそんなんだったかな。

他のクラスに入るのって緊張するよね。同じ学年でも階が違うとか文系と理系とかでもちょっと緊張する。というかしてた。

長い休日
「えるきてる」からの平賀源内(笑)

箒って竹箒じゃないのかな。落ち葉に使うなら竹箒のイメージ。でもそうするとバケツに入るようなちりとりじゃ使いにくいよね。バケツに入るようなちりとりを使っているならやっぱり普通の箒ってことなのかな。

いまさら翼といわれても
真意じゃないことを言うのってすごく抵抗あるよね。

風除室ってなんだ?

外気の流入や風の吹きつけを緩和する目的で建物の入口(玄関)前に設けられた小部屋。玄関フードとも呼ばれる。以上うぃき調べ。

入り口のガラス張りになっている部分を言うらしい。いや、ちょっと違うか。あそこの部分に名前なんてあるのね。考えたこともなかったよ。

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